エマの武器屋さんまとめ(ネタバレ無)

2022/9/10に発売した、期待していたエマの武器屋さんをクリアしたのでまとめ

総評

正直アーリーアクセスかと思った。これで正式リリースと考えると、かなり微妙な印象。(Metal Mindぶり二度目)

ボリュームが少なすぎる、クリアまで2時間強。サブクエストなどは一切無し。

ストーリー

お父さんがダンジョンを借金して買ったので、その返済のためにお店を経営する話。

よくある話だがそれ以上もそれ以下も無い。終わり。

ちなみにこのお父さんが買ったダンジョンは行けません。

システム

錬成システム

アイテムを2個合わせて新しいアイテムを作れる。レシピは53個と少なめ。

ダンジョンシステム

このゲームのキモ。アイテムを売るためにアイテムを集めに行く。6ダンジョンと少なめ。

よかったところ

何も考えずにプレイできる。

とりあえず行けるダンジョンにいって、装備を作るだけでいいので何も考えなくてよい。

よくなかったところ

ストーリーが皆無。

お父さんがダンジョンを借金して買ったので、その返済のためにお店を経営しましょう!以上。 それ以上でもそれ以下でもない。何も話は進まない。

イベントが皆無

通るNPCが歩きながら「数パターンしかないセリフを喋る」、「所持してるアイテムを欲しがる(割高で売れる)」、「お金をくれる(所持金に依存して増える)」の3種と、

地点イベントで「アイテムが拾える」、「客足が増える」、「お金が拾える」の3種。

この程度しかなく、クリック放置ゲーのボーナスアイテム程度の存在。

拾ったアイテムや、メインの進捗によってサブイベントが起きるといったこともなく、代わり映えなくダンジョンへ行き、アイテムを売るだけ。

操作の必要のないお店

ただキューに入っているアイテムが人気要素などもなく順番に売れていくだけ。何も操作することはない。

UIに違和感がある

ほとんど触ることがないお店が画面表示の7割ほどを占める。

逆にアイテムロストの可能性などがあり、ほとんどのプレイヤーが注視するであろうダンジョンは2割ほどしかない。(残り1割はステータスと、日付、所持金)

逆では。

アイテムが多くなってくると、インベントリをスクロールする必要が出てくるが、アイテムを選択した状態ではスクロール出来ない。

なので錬成したいアイテム同士が離れていると、一度近づける必要があり完全に二度手間。

不要な属性要素

無属性を除いて3属性あるらしいが、ゲームシステム上機能はしていない。もしくは機能しているが気付かないレベルでしか補正が効いていない。

不要な家賃要素

毎日いくらか所持金から引かれる。稼げる額と見合っておらず、存在意義が無いに等しい。

不要な装備の使用回数

すべてのアイテムは100回使用すると壊れるが、一回壊れるまでに5個分以上の素材があつまるため存在意義が無いに等しい。

ストックしておいて壊れたら付け替えるという不便さが出てしまっているだけ。

エンディングでバグった

エンディングの会話がバグって会話の順番がおかしくなっていた。

2個同時に会話イベントが発生したような動作だった。

おすすめできる人、おすすめできない人

おすすめできる人

  • この記事を読んでもプレイしたいと思えた人

    おすすめできない人

  • ほぼすべての人

R 1250 RTまとめ

R nine T Racer(以下レーサー)が車検で一週間ほど入庫している間、R 1250 RT(以下RT)を代車で借りて乗り回していたのでまとめた。

総評

レーサーを普段使いしている自分からしたらNot for meだった。

なんかぶっちゃけ「結局どういうバイクなんよ」って感じだった。

ツアラーといいつつ「ちょっとスポーツできますよ!ふんす」みたいな感じがあってどっちつかずの中途半端バイクだなという感想。

悪くはないが、100点ではない、そんな感じ。

よかったところ

デカい電動スクリーン

体を完全にカバーするので無風。

これは最高。

アダプティブクルーズコントロール

あると便利だわこれ!普通のクルコンに切り替えもできるのであるだけ便利。

なんでK1600系についてねーんだよ バカがよ

スピーカー

音楽かけながら走るの最高!

デカいTFTモニター

デカい!

従来よりデカくなった分2ペイン表示みたいな感じができるので、ラジオとか音楽の情報とか見やすい。

タンデムのしやすさ

座面がとステップが大きくて座りやすそうだった。 寝そうになってたので危なかった。

サスがフワッフワ

タクシーみたいにフワッとしてて疲れづらい

カーブの張り付き具合

縦置きボクサーエンジン由来の低重心、リーンのしやすさでビタッとカーブが決まる。

これは楽しかった。

テレレバー

ノーズダイブ全くしねぇ、きめぇ、おもしれぇ。

シフトカム

5000回転あたりでハイカムになるので、そこらへんで排気音が変わってかっこいい。

よくなかったところ

単純に重い

しょうがない

脚付きの不安さ

ツアラーの癖してなんとシート高805mm or 825mm

825mmってS 1000 RRよりたけーぞバカじゃねーのか

という感じで意外とシート高が高い。

そして重いのでつま先立ちだとなんか不安になる。

ステップの高さ

思ったより窮屈。

あまりツアラー感がない膝周りの窮屈さがある。

遠出すると意外と膝がつらくなる。

サスがフワッフワ

走っててなんか不安になる時がある。

日本マップがない

専用アプリが必要で、Android Auto, Apple Car Play非対応。バカがよ

そしてその専用アプリが日本地図に対応してない。バカがよ

スクリーンを上げて120km/hとか出すと風圧でフロントが震えだす

これまじ怖かった。

最初はよくわからなかったんだけど、スクリーンを上げると単純に前面投影面積が増え、車体から遠くなるので風の影響を非常に受けやすくなる。

これによって120km/hぐらいになると軽いシミー現象のような状態になる。

こわい。

ボクサーらしくない大人しさ

自分が空冷ボクサーのレーサーを乗ってるからそれと比べてしまっているのかもしれないが、1250の水冷ボクサーはすごくおとなしい。

大人しすぎて正直ボクサーである必要がないなという感じ。

なんか勝手に左に行く

多分クランクシャフトの回転モーメントによるものだと思うんだけど、手を離すと勝手に左に行く。

R 1200 RS乗ってたときもそうだったから車体のアライメントが狂ってるとかではないと思う。

レーサーは別にまっすぐに進むので自分の体がおかしいというわけでもないと思うし……。

Metal Mindまとめ(ネタバレ無)

Metal MindをChallengeまでクリアして、「この先も難易度以外かわらない……?」と思ったのでまとめた。

総評

正直アーリーアクセスかと思った。これで正式リリースと考えると、かなり微妙な印象。

以下は詳細。

ストーリー

ゲーム内での説明は一切無し。オープニングムービーも無し。

まぁEnter the Gungeonでもゲーム内のストーリー説明無いし、ローグライク的には別にストーリーなくても気にならない。

ただストアページでちょっとしたバックグランドはある。

AWCという組織が、ロボットの自由意志は不要と主張し、世界中のロボットを捕まえている。 あなたはロボットの自由のためにそれに反逆する。

らしい。

システム

ゲームカテゴリ

見下ろしダンジョンクローラーローグライク。 Enter the Gungeon みたいな感じ。

改造(スキル)システム

周回や死亡で消える改造と、周回や死亡でも消えない上級改造がある。

装備システム

ロボットのボディや足回り、武器を選択できる。これらのアイテムは周回や、死亡で消える。

よかったところ

ビルドを考えなくていい

過熱ビルドが強すぎて汎用性が高すぎるので基本これにすればよい。

また上級改造が周回しても残存するので、何も考えずに同じビルドを使えばよい。

ドット絵、アニメーションがよい

ロボットのアニメーションは凄く良い。

装備を変更した際のガシャンガシャンと鳴りそうなアニメーションは素晴らしかった。

爽快

単純に見た目の迫力もあり楽しい。

よくなかったところ

バランスが雑

グレポン過熱ビルド、というかそもそも過熱ビルドが強すぎる。

強いもの、微妙なものの差が激しい。

周回することによって楽しいと思える要素がない

3種のベーススキル、6個の100まで触れる永続ステータスアップ、10個程度の装備と、15個程度の上級改造の開放。のみ。

これだけ。大量の装備があるとか、面白いベーススキルがあるとかでもなく、それっぽく有用なものがある程度。

敵の種類が一定

周回しようと、敵の種類は一切変わらない。

敵のステータスがアップして、最序盤に出て来ないはずの敵が最序盤にもできる程度。

その場に必要なビルドを考える必要がない

過熱ビルドが強すぎて汎用性が高すぎるので、大体の武器で使えてしまう。

グレポンがあれば尚良いが、発射レートが極端に遅いものを除けば大体使えてしまうので、何も考える必要がない。

また上級改造が周回しても残存するので、何も考えないとそのビルドに引っ張られがち。

装備の種別が少なすぎる

例えば、スナイパーライフルがレア度違いで4本ある。レア度が違えど、実際にはステータスが上がっているだけ。

高レアだと喜び、撃ってみて面白い効果もなくなんども落胆した。

スナイパーライフル以外にも、ステータスが上がるだけのレア度違いを4本も作る必要はあっただろうか。

そして面白い効果のある武器は意外と少ない。犬、猫、チェーンソー等。

ストアページの嘘

スタート地点のおいてある改造設備はなんも使えない。

ストアページのGIFでは使えるような動画があるが、実際には使えない。 https://cdn.cloudflare.steamstatic.com/steam/apps/1167100/extras/%E6%94%B9%E9%80%A0.gif?t=1650878727

おすすめできる人、おすすめできない人

おすすめできる人

  • カジュアルなローグライクがしたい
  • ロボット好き

    おすすめできない人

  • しっかり取り組むローグライクがしたい
  • すべてを失うスリルを得たい人
  • いろいろなビルドで楽しみたい人

2021年版フリーフォームの作り方

こんにちは。
youtubeにhow to make動画を投稿したこともあるんですが、正直に言うと5年経てば古いよねっていうのと、
最近のフリーフォーム界隈のトレンドも変わってきたりしたので、「どこを抑えればいいのか」という観点から書いていこうと思います。
ちなみに、個人的な意見ですので過信は厳禁です。

フリーフォームDiscord https://discord.com/invite/bTM69vU

書くこと/書かないこと

今回書かないこと

  • 音の作り方
  • 歴史
  • ジャンルがどうのこうの

今回書くこと

  • フリーフォームらしさとは
  • どう作るか

フリーフォームらしさとは

フリーフォームらしさといえば何を思い浮かべるでしょうか。
多くの人が

  • アシッド音
  • ツイスト音
  • ローリングベース

上記のどれかを答えるのではないかと僕は思います。
ですが、上記どれも使わずにフリーフォームは作れます。

luckylotus.bandcamp.com exemia.bandcamp.com

拙作ですがこの2曲をどちらも聞いてみると、
前述した3点どれも使わずにフリーフォームというものが成立してると感じるのではないでしょうか。
僕はそう思います。

では逆に、何がフリーフォームたらしめているのでしょうか。
上記2曲をベースに解説していこうと思います。

何があればいいのか

ノリ

Einhejarが顕著なのでわかりやすいかもしれませんが、16分ノリというのはそれだけでかなりフリーフォームらしくなります。
ローリングベースはわかりやすく使われてますね。
言ってしまえば、16分ノリを出すことができればローリングベースは不要なのです。
Alek Szahala - Invitationとかはわかりやすいですね。 www.youtube.com

逆に、A.B - Thisとかはフリーフォームっぽくないかなと自分は思います。
www.youtube.com

雰囲気

音楽理論的な話は難しいので割愛しますが、
基本的に暗い雰囲気をベースに曲が構成されてることが多いです。
明るい雰囲気も無くはないんですが、その場合はもっとわかりやすいフリーフォーム要素が入っていたりします。
前述の2曲でいえば、AeroduelよりEinhejarのほうがフリーフォームらしいかと思います。

Entity & Darwin - I Know Where I Standとか雰囲気わかりやすいのではないでしょうか。 www.youtube.com

空間処理

飽きた

2020年を振り返る

リアルではエンジニアやったり、Hyphenでは曲作ったり、はれうどんではTwitterに入り浸ってたりしたので、

せっかくだし2020年なにがあったっけ、なにやったっけっていうのをまとめてみようかなと思った。

仕事

フルリモートになった

コロナというのもあって勤めてた会社がフルリモートになった。
正直毎回片道一時間かけて会社に行くと会社についた瞬間「帰りたい」ってなるので良かった。
僕は去年すでに入院中リモートしてたのもあって不安とかはなかったけど、周りは意外とそうでもないみたいだった。
去年の僕と仕事して普通に回ってたのに何が不安なんだろうなーって正直思ってた。

EKS on Fargateやった

なんとなく勧められたEKS on Fargateを新規案件でなんとなく使った。
コンピューティングリソースにFargateを使ったことで、情報が全然まとまってなくて手探り状態だった。
まぁでもEKSとかEKS on Fargateで当たるだろう壁は全部あたったなぁと言う感じ。
時間がなくてKustomizeだけできなかったのは心残り。

Dockerやった

Kubernetesと一緒に入門した。イメージのダイエットが楽しくて色々頑張った。
Railsアプリで300MBとかになったので大満足。
今でもイメージのお手本にされてるみたいなのでそこも大満足。

GitOpsやった

KubernetesのデプロイどうしようねってなってググってWeaveWorksのGitOpsが出てきたので採用した。
CIとPod周りをちゃんと構築さえしてしまえばとっても楽ちん。とっても良い。

めっちゃwiki書いた

会社的に今まで無かった新しい技術と新しいフローの導入とか色々したのでめちゃくちゃwiki書いた。 今年はこういうDX部分に気をつけて色々できたなーと思う。

Rails6とRuby2.7使った

まぁ使った。

リードエンジニアみたいなことした

新規案件は僕ともう一人のエンジニア二人体制から始まったので、その人には要件定義とかそっち側がんばってもらって、
そのうちに僕は開発環境周りとか、バックエンド側ではあまり触れないjsのレビューとか、jsの実装方針とか色々立てた。
まぁ個人的にはうまく分業できたんじゃないかなと思う。

Qiitaに記事書いた

GitOpsの記事なんだけど、ちゃんとした技術記事を書くの初めてだなと。 qiita.com

転職した

デカめの会社に転職した。
以前の会社は受託会社だったのと、まぁ基本的には同じことやるだけなので、そろそろ転職してもいいかなということで転職した。
以前の会社には2年半勤めた。

ビッグデータ触った

会社の業務が業務なのもあって、データがとっっっっっっっっっても多かった。
1テーブル1億とかザラで、多いのは20億とか。
BigQueryとかElasticSearchとかも使ってて、新しい技術スタックがっつり積めた。
まぁそれでもアーキテクチャ結構ヤバいので改善したかったりする。

Go書くようになった

普通にRubyとかで実装すると時間が超絶かかっちゃうバッチ処理とかがGoで書かれてたので入門した。
正直速度は魅力なんだけど、書き方がいちいち冗長すぎて、ほんと Designed for non-intelligent programmers だなと思った。
おDisりというわけではなくて、その思想自体には共感できるんだけど、初めてみたコードが終わってた。
設計力がなければ何をつかってもクソコードになる。

転職先探してる

正直内情がここにかけないぐらいヤバいのでとっとと抜け出したい。くっそホワイトだけどしんどみ。

はれうどん(プライベート)

バイク買った

R nineT Racer買っちった。やっぱバイクないとだめ。

犬が亡くなった

とってもかなしかった。一番しんどかった。

バイク買った

F900XR買った。正直犬が亡くなったストレスとかで買ってしまった。若干後悔。

白川郷に1泊3日ツーリング行った

友達と行ってきた。雨降ったりもしたけど超楽しかった。次はもっと遠いところ行きたいなぁ。

バイク売った

F900XR売った。財政難なのと、まぁ若干後悔ってのがあって結局売ってもいいかって感じで売った。
駐車場はまだ2台分確保してるので次は欲しいバイクをちゃんと買う。

バイクのカスタムにハマった

R nineT RacerがBMWなのに電制がまったくないタイプのバイクで、自分で色々カスタムできるのでハマった。
とりあえずミラーとレバーを変えた。
予定はマフラー、フェンダーレス化、ウィンカー、ヘッドライト周り、シリンダーヘッドカバー、ハンドル。
可能ならヘッドライトのリトラ化、フロントのハブセンターステア化。

保安基準にめちゃ詳しくなった

まぁバイクのカスタムが理由なんだけど、やっぱりちゃんと公道走れる状態にしたいのでめちゃくちゃ調べた。
E-GOVで法令が全文検索できたりする行政サービスもあったりしてめっちゃ使ってる。

久々にDJした

名古屋ではれうどん名義でDJした。楽しかった。

Hyphen(音楽制作)

去年より曲作った

去年は半分入院してたのと、ほとんど時間をとってなかったのもあって1曲しか作ってなかったけど、
今年は4曲も作った。2曲は久しぶりにリリースも決まってるので嬉しい。
vtuber用の曲も依頼されて作ったけどこれはお蔵入りしそう、悲しい。

久々にDJした

Hyphen名義でも久しぶりにDJした。またやりたいなあ。

色々リリース予定になった

曲作ったでも書いたけど、FINRGとかから久しぶりにリリースすることになったので嬉しい。 結構頻繁に声かけてくれるのでがんばる。

Substancedめちゃ曲使ってくれた

Stamina & FINRGの曲と、Helloのリミックスもめっちゃ使ってくれた。超嬉しい。

Substancedとコラボすることになった

Facebook上で冗談みたいな会話からやることになった。超絶嬉しい。頑張って作ってる。

Cyberpunk 2077まとめ(ネタバレ無)

Cyberpunk 2077をクリアしたのでよかったところとかまとめる。 ドハマりしてしまったので、若干偏りがあるかもしれない。 難易度はノーマル。

ストーリー

気持ちの整理がつかない

システム

よかったところ

  • 没入感を高めるための工夫がいっぱい
    • 会話の間、仕草、視線など
  • クイックハックが楽しい
  • マップが広すぎない
    • 密度が高いので、プレイ時間の大半が移動ということはない
  • サイバーウェアによってプレイスタイルが決めれる
    • 外見に反映されるものもあってかっこいい

よくなかったところ

  • 細かいバグがいくつかある
  • アセットの読み込みが間に合わない
    • 車で走ってるとすれ違う車が遠景用のテクスチャのままだったり
  • ハウジング要素がない
    • エストの進行によって固定のホームポイントがアンロックされるのみ
  • 車のカスタム要素がない
    • トレイラーでカスタムできそうな感じだったので残念
  • 投げナイフが使い捨て
    • ナイフの在庫管理が必要
  • ステルスプレイにおいてクイックハックが強すぎる
    • クイックハックは近づく必要がないので、近づく必要があるステルススキルが死んでる

おすすめできる人、おすすめできない人

おすすめできる人

  • ストーリーに沿ったロールプレイが好きな人
  • 没入感を得たい人
  • いびつな近未来を体験したい人

おすすめできない人

  • 高い自由度を満喫したい人
  • 自分自身でロールを設定したい人
  • 悪人プレイをしたい人

Cyberpunk 2077をクリアしたので気持ちの整理をする(ネタバレ有)

タイトルどおりです。
(おそらく)BADENDになりました。

メインキャラクターの会話における間、視線や動作が細かく、高い没入感を得られました。
プレイ中は完全にV = 自分という感覚で、映画のようなワンシーンも自分が今まさに渦中で体験してると感じるほどでした。
Relicの魔の手から逃れ、生き残れるならなんだってするつもりでプレイしました。

生き残るために自分は仇敵と手を組みました。生き残るためなら仕方ない、むしろ近道ですらあると思ってました。

~~~

エピローグでのジョニーとの最後の会話では、彼に「お前は自分自身を裏切った」「お前は選択を間違った」などと言われました。
勿論自分は「何を言ってるんだ」と思いました。Relicを外すことも出来たし、当初の「生き残る」という目的を達成したはずですから。

ジョニーには続けて、「'俺たち'の一部をアラサカに売り渡した」「V, 俺はお前から信念を学んだんだ」
「信念は必ず帰り道になる」「お前はその信念すら無くなった」と説教されてしまいました。

僕はこのとき初めて、間違ってしまったんだと気づきました。生き残るという目的のために、何もかもを捨てて来てしまいました。
それでも、僕はジョニーとはいい友人であると、その友人にさよならをしてナイトシティに帰れると、まだ思ってました。

色々あって、ナイトシティには帰っても長くはないことを知ってしまいました。
死んでしまったら意味がないと思い、僕は魂すら売り渡す、生き残る選択肢を選びました。

その後、Vの自嘲気味な「生き残るために仇敵の檻に入る男になんて言う?」という質問に対して、
mob男くんの「『帰り道を忘れるな』ですかね」という答えで、自分はその帰り道すら忘れて、二度と戻ることは出来ないと気付き、
最後の選択肢ではただ扉を開けるだけなのに「魂を売る」になっていて堕ちるところまで堕ちたんだという絶望、
その選択肢以降は三人称視点になってしまい、もう自分では無くなってしまうんだという後悔、
トドメには、スタッフロール中に表示される(おそらくV本人は見ることのできない)二度と会うことのできない友人達から送られた心配のメッセージが流れ、彼らの信頼すべてを裏切ったんだという罪悪感。

これらの感情でグチャグチャになってしまい、スタッフロール中は号泣してしまいました。

当初の「生き残る」という目標を達成したはずなのに、それに向かって行動してきたはずなのに、僕たちはどうしようもないほど間違って、二度と元の場所には帰れなくなってしまいました。
このゲームは過ちを容赦なく僕に突き付けてきました。僕たちは一体どこで間違ってしまったのでしょうか。

クリア後特典としてもらえるジョニーとのズッ友タトゥーが完全に死体蹴りで十二分に僕の心を破壊したと思います。

~~~

Cyberpunk 2077は最高の体験でした。

グッドなENDを探す旅に戻ります。